二日目、出発の朝

翌朝、花巻を出発して釜石へと向かう私たちを迎えてくれたのは、幻想的な霧深い街並み。東北人の深い思考は、こうした朝靄の中を放つ太陽光のように鋭く、そして暖かい光の中から生まれると、つい詩人的な発想をしながら二日目の旅がスタートしました。