釜石・唐丹本郷プロジェクト

tumblr_inline_nl48btD8KK1r7nygy岩手県釜石市の南に唐丹町はあります。なかでも本郷地区は多くの家屋が津波で崩壊した場所です。ここには明治・昭和と津波の被害を被って来た歴史が有ります。同時に、それはその都度、生活文化を再生して来た事実でもあります。それを物語るかのような象徴がこの本郷には存在します。地区を東西に貫く桜たちです。

昭和8年の三陸大津波の後、被害を免れた路にそって当時の人々は150本ほどのソメイヨシノを植えました。

現在本郷の桜並木は病などでとても弱体化しています。PJでは地区の人々と共にこれらの樹勢回復を3年ほどかけて実施します。

同時に新たに植える桜の選定と植樹、管理などに協力していきます。

4年後には新旧の桜の競演をご披露するつもりです。地区の人々と共に本郷地区を桜文化の里にするがごとく、地区全体を視野に入れた計画を進めて参ります。唐丹町の空気、人、景色、産物、つまり文化を活性するようなきっかけになればと願っています。

この集合写真の笑顔は、こんな物語から始まります。