2012.08.10 再会
2012.08.10「いまはこんなに小さな苗木が大きくなるなんて半信半疑かもしれない。でも来年の夏になって、たくさんの葉を茂らせるこの小さな桜を、そしてやがて大きく成長していく姿を想像しよう。少なくとも今ここにいる私達だけは信じよう。すべてはこの一歩から始まるから。」
と語り合って植えた桜と大学生は、まさに盛夏真っ盛りの三陸新報社で再会しました。そこに桜の苗木をはさんで、埼玉に生きる大学生と気仙沼に生きる新聞社の方との、この半年間の物語の交感があったことが、まるで目の前で見てきたことのようにありありと浮かびます。