現在地

最初に訪れたのが沿岸部にある島越(しまのこし)地区。沼袋地区は山を登った山間部にあるため直接的な津波の影響を感じることはありませんでしたが、ここはすぐ目の前が海。山の斜面には、今もなおどこまで波が襲ってきたのかをはっきりと確認することができる跡が残っていました。

津波を目の前で体験したこの地域の方々は、「もうここには戻って住みたくない。」と思っている方がほとんどだ聞きました。2年経過した今でもその傷跡が残るこの地に立つと、そう思う人々の気持ちもよく分かります。