米づくりへの想い

こちらは現在も寒風沢における水田での米作りに関わる加藤さんを迎えてのセッション。

この日も寒風沢での作業を終えてマリンゲートに到着したところ、すぐに駆けつけてくれた加藤さん。

寒風沢のお米は、冬の雪と溜めた雨水だけを使い、島の大自然が作り上げるお米です。

その水田も、震災による津波の被害を受けましたが、米作りが復活し、浦霞でよく知られている株式会社佐浦さんの手により「寒風沢」というお酒が誕生します。

加藤さんが米作りに関わったきっかけとして語ってくれた言葉。

「以前は仙台で働いていましたが、たまたま軽い気持ちから始めて3年間が経ちました。深くは考えていなかったです。」

何気ないこの言葉にすごく惹かれました。

僕が今の仕事を始めた理由やきっかけを考えてみると、結局のところ同じ気持ちにたどり着きます。結構そういう人って多いんじゃないでしょうか?

言葉にすると「たまたま」や「深くは考えず」というのは軽く聞こえるかもしれませんが、とにかく行動することで物事が動きだし、そして継続することで、そこから生まれるものがたくさんあるのだと気付きます。

加藤さんの場合は、寒風沢に米がなり、収穫されてお酒になり、たくさんの人に飲まれます。一人で飲む人、仲間と一緒に飲む人、人それぞれでしょうが、飲む人の想いがまたその場に生まれます。

今回のセッションでも「寒風沢」というお酒を飲まれ、参加者の皆さんには忘れられないお酒になったことだと思います。

「寒風沢」というお酒を目の前にして加藤さんの素直な言葉を聞いた時、カッコいいなと感じたのでした。