チェーンソーカーバー

この日は、全国各地から駆けつけたチェーンソーカーバー(チェーンソーを使って木彫を作る人たちのこと)たちが、その場で作った作品をオークションにかけて売上をすべて地域の人々が大切にしてきた神社の再興のために寄進する、という催し。

材料となる木もすべて地元産。土地の名士が、

「うちの山の木、いくらでも使ってくれ」

といって材木を提供した。

プロジェクトは、そんな神社の境内が人々の集い語り合う場所であり続けるための「桜」を持ってきた。